障害年金
障害年金の申請を依頼する専門家選びのポイント
1 どのように依頼する専門家を選べばよいのか
障害年金の申請は内容が複雑で難しいところもありますので、専門家に申請の依頼をする方もいます。
では、どのように依頼する専門家を選べばよいのか、というところで悩まれてしまう方もいるかもしれません。
正解のある話ではありませんが、ここでは参考となるいくつかの視点についてご案内できればと思います。
2 障害年金の取扱いと経験
専門家とはいえ、そもそも障害年金申請を取り扱っていない場合もあります。
弁護士は、基本的に法律がかかわる業務全般について対応することが可能であり、企業法務や相続、離婚、刑事事件、交通事故等、対応可能な範囲は非常に広汎です。
可能な範囲で広く取り扱っている弁護士もいますし、あえて一定の範囲、特定の範囲に絞って対応している弁護士もいます。
そのため、まずは障害年金の申請についての取扱いがあるか否かは、前提としては大事なポイントといえます。
そして、単に取扱いがあるだけなのか、数多く取り扱っているのかも重要な視点になってくると思います。
障害年金の申請は、制度自体が複雑であるため、状況によって申請の種類が変わってくることもありますし、必要書類の収集も、どういった観点から集めるべきか等、ある程度理解していないとなかなか資料収集も難しいことがあります。
取扱いの多い専門家であれば、このあたりは経験に基づく適切な対処が期待できる場合が多くなってきます。
3 人柄
障害年金の申請をするのに専門家の人柄が関係あるのかといえば、おそらく結果にはほとんど影響することはないと思います。
ただ、安心して任せるにあたって、どういう人にお願いするのかというのは、軽視できない問題かと思います。
障害年金の申請は、数か月から半年以上かかるようなこともあります。
どの程度重視するかはその方の考え方によるところになると思いますが、ある程度の期間かかわることになるので、視点としては持っておいてよいと思います。
どの程度重視するかはその方の考え方によるところになると思いますが、ある程度の期間かかわることになるので、視点としては持っておいてよいと思います。
4 費用
専門家に依頼する際には当然報酬等の費用がかかります。
報酬等は一律に決まっているわけではありませんので、どのような費用が発生するのか、いくらくらいになるのかは大事なポイントです。
依頼する立場からすれば、安ければ安いほどよい、ということではありますが、どのような費用体系であっても、納得のいく費用であることが重要だと思います。